季節外れの台風の中、三浦横須賀のみなさん大丈夫でしょうか?いくら環境省がペット同伴避難を推奨していても、受け入れ体制が未熟な現状ではペットオーナーは避難しづらいですよねー。おっと、話がそれました、今日のテーマは、、、、
犬の涙やけ(エピフォラ)とは?
目の下が茶色や赤褐色に変色する「涙やけ」。見た目が気になるだけでなく、皮膚トラブルや病気のサインになることもあります。原因・対処法・病院での治療についてわかりやすく解説します。
涙やけってどうして起きるの?
涙は目の表面を守る大切な役割がありますが、過剰に分泌されたり排出できなくなると、目の周りの毛に染み込み、涙に含まれる成分が酸化・細菌が繁殖して変色します。
涙管の詰まり
涙を鼻に流す管が詰まり涙があふれる
アレルギー・刺激
花粉・ほこり・食物アレルギーなど
逆さまつ毛・睫毛乱生
まつ毛が眼球に触れ常に涙が出る
結膜炎・角膜炎
炎症により涙の分泌が増加する
歯・口腔の問題
歯根の炎症が涙管に影響することも
顔の構造(先天性)
短頭種は構造的に涙が流れやすい
涙やけになりやすい犬種
特に白・クリーム系の毛色の犬は変色が目立ちます。以下の犬種は特に注意を。
マルチーズトイ・プードルシーズーフレンチ・ブルドッグ パグ ペキニーズ ポメラニアン ビション・フリーゼ キャバリア
自宅でできるケア・対処法
1
毎日の目元ふき:ぬるま湯で湿らせたコットン、または動物用の目元ケアシートで目頭〜目の下を優しく拭き取りましょう。ゴシゴシこするのはNGです。
2
毛のトリミング:目の周りの毛が長いと涙が毛に溜まりやすくなります。トリマーや獣医師に目周りをカットしてもらうと改善しやすくなります。
3
食事・水の見直し:アレルギーが原因の場合、食事をアレルゲンフリーのフードに変えると症状が改善することがあります。水はミネラルウォーターより浄水や白湯が穏やかです。
4
環境の整備:ほこりや花粉が多い環境は涙の分泌を増やします。空気清浄機の使用や、散歩後の顔まわりのふき取りも有効です。
5
目元を触らせない:気にして前足で目をこすると悪化します。カラーの装着なども選択肢に入れましょう。
⚠️ 市販の「涙やけ除去剤」に注意
成分によっては皮膚や目を刺激することがあります。使用前に必ず獣医師に相談を。
動物病院での検査・治療
原因の特定
眼科検査・涙管の通水検査・アレルギー検査などで根本原因を調べます。
点眼薬・内服薬
結膜炎や角膜炎がある場合、抗炎症・抗菌の目薬や内服で治療します。
涙管フラッシング
詰まった涙管を生理食塩水で洗い流す処置。繰り返し必要な場合もあります。
外科手術
逆さまつ毛や先天性の涙管異常が原因の場合、手術で根本解決を目指します。
食事療法・サプリ
アレルギー関連の場合、低アレルゲン食への切り替えや涙やけ対策サプリを処方します。
定期的な通院ケア
慢性的な場合は定期検診と目元ケアの指導で長期的に管理していきます。
こんなサインは要注意!
涙が黄色・緑色・膿状になっている
目をしきりにこする・しょぼしょぼさせている
目の周りの皮膚が赤みをおびたり、ただれている
急に涙の量が増えた、または左右差がある
上記のような症状が見られたら、自己判断せずにお早めにご来院ください。涙やけの裏に目の病気が隠れていることがあります。
涙やけが気になる、目のトラブルを感じているという場合は、
MiU動物病院へお気軽にご相談ください。