当院の循環器科について
地域のホームドクターとしてより質の高い
循環器医療の提供を目指しています。
MiU動物病院では、一般的な循環器診療から専門的な循環器診療まで対応しています。
心臓病は高齢のワンちゃん・猫ちゃんに多くみられる病気ですが、初期には症状がほとんど現れないことも少なくありません。
「最近少し咳をする」「以前より疲れやすくなった」「健康診断で心雑音を指摘された」このような変化の背景に、心臓病が隠れていることがあります。
当院では、院長による日常的な循環器診療に加え、月に一度、獣医循環器専門医による専門外来を実施しています。
地域のホームドクターとして継続的な診療を行いながら、必要に応じて専門医の知見を取り入れることで、より質の高い循環器医療の提供を目指しています。
担当医紹介
冨宅 伸幸院長
MiU動物病院では、日常の循環器診療を院長の冨宅が担当しています。
これまで地域のホームドクターとして多くの犬猫の診療に携わり、心雑音や僧帽弁閉鎖不全症、肺水腫などの循環器疾患についても数多く診療してきました。心臓病は長期間にわたり管理が必要となる病気です。
そのため当院では、定期的な診察や投薬管理、生活指導を通じて、動物さんと飼い主様を継続的にサポートしています。
- 略歴
- 日本大学農獣医学部獣医学科卒
- 所属学会
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神奈川県獣医師会会員
日本動物福祉協会会員
獣医がん学会 所属
循環器専門外来担当
見上 英樹獣医循環器専門医 / DVM Ph.D.
見上先生は犬猫の循環器診療を専門としており、全国で循環器診療を行っています。
MiU動物病院では月に一度、循環器専門外来を担当しています。
院長の冨宅とは日本大学獣医学科内科学研究室の先輩後輩の関係でもあり、日頃から連携しながら診療を行っています。
診断が難しい症例や、より専門的な検査・治療方針の検討が必要な場合には、専門外来をご案内しています。
- 略歴
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千葉大学大学院 医学研究院 呼吸器内科学 医学博士号取得
2020年〜どうぶつの循環器内科 代表
千葉大学 呼吸器生体制御学 特任助教 - 所属学会
- 日本肺高血圧・肺循環学会
- 執筆
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株式会社EDUWARD Press『as』2021年4月号
「第2特集 総復習シリーズ(第1回 循環器)」 株式会社EDUWARD Press『as』2021年7月号
「ビジュアル動物看護技術(心電図・聴診器編)」
当院の特徴
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院長と循環器専門医
による診療体制当院では、院長による日常診療と、循環器専門医による専門外来を組み合わせた診療体制を整えています。
普段の診療では院長が継続的に状態を管理し、必要に応じて専門外来でより詳しい検査や治療方針の検討を行います。診療情報は院内で共有されるため、
- 専門医の日以外も相談できる
- 継続的なフォローが受けられる
- 状態変化にも迅速に対応できる
ことが当院の強みです。
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累計千件以上の
循環器診療実績・
セカンドオピニオン対応MiU動物病院では、これまで多くの循環器疾患の診療を行ってきました。
僧帽弁閉鎖不全症、肥大型心筋症、左房破裂、肺高血圧症、不整脈、心原生肺水腫、血栓症、動脈管開存症、肺動脈弁狭窄など、さまざまな循環器疾患に対応しています。また、セカンドオピニオンにも対応しております。
「他院で心臓病と診断された」「今の治療方針で良いのか相談したい」「専門医の意見も聞いてみたい」という方もお気軽にご相談ください。
現在の病院で治療を継続しながら、ご相談のみで受診いただくことも可能です。 -
心エコー検査
(スクリーニング)
を実施心臓病は、症状が出る前に発見できることが理想です。
そのため当院では、継続的な健康管理の一環として、当院の全ての飼い主様には定期的な心エコー検査(無料)をご案内しています。
心エコー検査では、- 心臓の大きさ
- 心臓の動き
- 弁の状態
- 血流の異常
- 心機能
などを確認することができます。そのため発症のはるか手前の時点での診断が可能になります。
検査は痛みがなく、5分程度で行うことが可能です。特に、
- 7歳以上のシニア犬
- 心雑音を指摘されたことがある
- シニア猫
- 咳が出る
- 疲れやすい
- 呼吸が速い
といった子には積極的に検査をおすすめしています。
心臓病は早期発見によって、将来の心不全や肺水腫、血栓症などの重症化を防げる可能性があります。
気になる症状がなくても、健康チェックの一環としてぜひご活用ください。
症例紹介
症例記事は準備中です。
よくある症状
心臓病は初期には目立った症状が現れないことも少なくありません。
「年齢のせいかな」と思っていた変化が、実は心臓病のサインであることもあります。このような症状が見られる場合は、お早めにご相談ください。
心臓病は症状が現れるずっと前から進行しており、症状が出たら直ちに治療開始が理想です。
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咳をする
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呼吸が速い
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運動をしたがらない
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呼吸が苦しそう
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疲れやすい
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失神した
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散歩を嫌がる
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舌や歯ぐきの色が悪い
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お腹が膨らんできた
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心雑音を指摘された
循環器科でよくみられる疾患
循環器の臨床現場で特に、「僧帽弁閉鎖不全症」「肥大型心筋症」「左房破裂」「肺高血圧症」に遭遇する機会が多いです。
犬の循環器科疾患
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僧帽弁閉鎖不全症
犬で最も多くみられる心臓病です。心臓の中にある「僧帽弁」がうまく閉じなくなることで、血液が逆流してしまう病気です。
特に、チワワ・トイプードル・マルチーズ・キャバリア・ポメラニアンなどの小型犬の発症率は30%に及び、全犬の死亡原因の第二位を占めます。初期には無症状ですが、進行すると心臓が大きくなり、
- 咳
- 呼吸が速い
- 疲れやすい
- 散歩を嫌がる
といった症状が現れます。
さらに進行すると肺水腫を起こし、呼吸困難で命を落とします。
早期発見・適切な投薬治療によって、進行を遅らせる、肺水腫を防ぐことができる病気です。 -
左房破裂
僧帽弁閉鎖不全症ワンちゃんの左心房が、高くなりすぎた内圧に耐えきれず穴が空いてしまう恐ろしい病気です。
大出血が心嚢に貯留し心臓本体を強く圧迫するので急激な血圧低下、ショック状態などいわゆる急変経過をとります。
死亡率が高く迅速な診断、心タンポナーゼとの鑑別、最初期には強力に利尿剤を用いて心臓の圧迫を下げる治療が必要になります。 -
肺高血圧症
肺の血管にかかる圧力が高くなる病気です。
僧帽弁閉鎖不全症や呼吸器疾患などに伴って発症することがあります。進行すると、
- 咳
- 呼吸困難
- 運動を嫌がる
- 失神
などの症状がみられます。
心エコー検査によって診断し、状態に応じて血管拡張剤を中心に内服治療を行います。
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拡張型心筋症
心臓の筋肉が薄くなり、心臓の収縮力が低下する病気です。
主に大型犬でみられ、
- ドーベルマン
- ボクサー
- ゴールデンレトリバー
などで発症しやすいことが知られています。
進行すると心不全や不整脈を引き起こし、突然死の原因になることもあります。
-
動脈管開存症
幼若な子犬にまれにみられる先天性心疾患で早期の外科手術が必要になります。
胎内循環でのみ機能すべき動脈管が閉鎖しないことで左心と右心の間にバイパスができてしまう病気です。
心臓内部圧の変化により重症度が変わりやすい難しい病気ですが、外部の心臓外科医と連携して三浦まで来ていただき、当院内で手術することができます。 -
不整脈
心拍のリズムが乱れる病気です。
軽度の場合は無症状ですが、- 失神
- 元気消失
- 突然倒れる
などの症状がみられることがあります。
心電図検査や心エコー検査を組み合わせて診断を行います。
猫の循環器科疾患
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肥大型心筋症
猫さんで最も多くみられる心臓病です。
心臓の筋肉が厚くなることで、心臓の中に十分な血液を送り込めなくなる病気です。特に、
- メインクーン
- ラグドール
- アメリカンショートヘア
など純血猫さんで多くみられます。
猫さんは症状を隠すことが多く、
- 呼吸が速い
- 元気がない
- 食欲が落ちた
といったわずかな変化しかみられないこともあります。
健康診断や心エコー検査で偶然見つかるケースも少なくありません。
また、心臓エコー技術の難易度が高いため一般的には診断が難しく誤診されがちな病気です。 -
血栓塞栓症
肥大型心筋症に伴って発症することが多い病気です。
心臓の中でできた血栓が血管に詰まることで、- 後ろ足が突然動かなくなる
- 強い痛みが出る
- 呼吸状態が悪化する
などの症状が現れます。
緊急性が高く、迅速な診断と治療が必要です。厳しい全身状態下での血栓の部位特定と外科摘出が必要です。発症前に発見することがとても重要になります。
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拘束型心筋症
心臓の拡張能力と収縮能力が低下し硬くなり、血液を十分に受け入れられなくなる病気です。
高齢猫でみられることが多く、- 呼吸困難
- 胸水
- 食欲低下
などを引き起こします。
定期的な検査による経過観察が重要になります。
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不整脈
猫でも不整脈が発生することがあります。
症状がない場合もありますが、- 失神
- 呼吸異常
- 元気消失
などがみられる場合があります。
心エコー検査や心電図検査によって詳しく評価を行います。
当院の検査方法
心臓病は、症状だけで正確な診断を行うことが難しい病気です。
そのため当院では、聴診や身体検査だけでなく、複数の検査を組み合わせながら総合的に診断を行っています。
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聴診
循環器診療の第一歩となる検査です。心雑音の有無や不整脈、呼吸音などを確認します。
健康診断やワクチン接種時の聴診がきっかけで心臓病が見つかることも少なくありません。
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胸部レントゲン検査
心臓の大きさや形、肺の状態を確認する検査です。心臓病が進行すると、心臓の拡大、肺水腫、胸水などがみられることがあります。
咳や呼吸異常がある場合には特に重要な検査となります。 -
血圧測定
高血圧は心臓や腎臓に大きな負担をかけます。
特にネコちゃんでは高血圧が隠れていることも多く、循環器疾患や腎臓病の診断・管理に役立ちます。 -
心電図検査
心拍のリズムを調べる検査です。不整脈 心拍数の異常 伝導障害などを確認することができます。
失神や突然倒れる症状がある場合には重要な検査となります。 -
血液検査
全身状態を確認するために行います。
腎機能、肝機能、電解質、貧血の有無などを確認し、安全な治療計画を立てるための参考にします。
また、心臓病のお薬を使用する際にも重要な検査です。
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心エコー検査
循環器診療において最も重要な検査の一つです。
超音波を用いて心臓をリアルタイムで観察し、- 心臓の大きさ
- 心筋の厚さ
- 弁の状態
- 血流の異常
- 心臓の収縮力
などを詳しく確認することができます。検査による痛みはなく、多くのワンちゃん・ネコちゃんで無麻酔で実施可能です。
心雑音を指摘された場合や、心臓病が疑われる場合には欠かせない検査となります。
当院の治療方法
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内服治療
循環器疾患の治療の中心となる方法です。
病気の種類や進行度に応じて、- 心臓の負担を軽減する薬(強心剤や血管拡張剤)
- 血圧を下げる薬
- 利尿剤
- 不整脈をコントロールする薬
- 血栓予防の抗血小板薬
などを使用します。
定期的な診察や検査を行いながら、お薬の種類や量を調整していきます。 -
定期的なモニタリング
心臓病は時間とともに状態が変化する病気です。そのため当院では、
- 聴診
- レントゲン検査
- 心エコー検査
- 血圧測定
- 血液検査
などを定期的に実施し、病気の進行や治療効果を確認しています。
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食事管理
病気の進行状況によっては、食事管理も重要になります。
体重管理や塩分管理など、その子の状態に合わせて食事内容をご提案します。 -
酸素管理
心不全や肺水腫など重度の循環器疾患では、呼吸状態が悪化することがあります。
当院では酸素管理が可能な設備を備えており、必要に応じて迅速な対応を行います。
心臓病と長く付き合うために
心臓病は早期発見・早期治療によって、その後の生活の質や寿命に大きく影響する病気です。
当院では、院長と循環器専門医が連携しながら、一頭一頭に合わせた診療を行っています。
咳や呼吸の異常など気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
料金案内
- 初診料
- 1,500 円
- 再診料
- 500 円
- 心エコー検査(※定期無料心エコー検査年一回超えた場合)
- 5,000 円
- 心電図検査
- 3,000 円
- 血圧測定
- 2,000 円
- すべて税別価格になります。
- 症状や検査内容によって費用は異なります。詳しくはお問い合わせください。
診療の流れ
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ご予約
当院では、24時間Web予約をご利用いただけます。
一般診療や循環器に関するご相談は、Web予約をご利用ください。また、獣医循環器専門医 見上英樹による診察をご希望の場合は、お電話にてご予約をお願いいたします。 -
問診・診察
現在の症状や生活環境、これまでの治療歴について詳しくお伺いします。
咳や呼吸状態の変化、運動時の様子など、気になることがございましたらお気軽にお伝えください。 -
検査
必要に応じて、聴診、血液検査、レントゲン検査、血圧測定 心電図検査、心エコー検査 などを実施し、心臓の状態を詳しく評価します。
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検査結果のご説明
検査結果をもとに、
- 現在の病状
- 心臓病の進行度
- 治療の必要性
- 今後の見通し
について分かりやすくご説明いたします。
ご不安なことやご不明点がございましたら、お気軽にご質問ください。 -
治療開始・定期フォロー
診断結果に応じて、お薬による治療や生活管理を開始します。
心臓病は長期的な管理が重要な病気です。定期的な診察や心エコー検査を行いながら、その子にとって最適な治療を継続していきます。
院長と循環器専門医が連携しながら、大切なご家族の健康をサポートいたします。


